防音設備

PCパネル（コンクリート壁）

遮音性能は一般的に建物・外壁の質量・重さに比例します。建設メーカー「レスコハウス」のPC（プレキャスト・コンクリート）パネルは150kg/m2、鉄骨造ALCの外壁材の50kg/m2、木造の外壁材の45kg/m2に比べ、3倍以上の重さがあるため、高い遮音性能を発揮します

レスコハウスによる「二重壁四層構造」での遮音性調査では、地下鉄車内相当の90dBの騒音を、図書館レベルである40dBにまで低下させられることが実証されました。このPCパネルを構造躯体としているので、建物全体で外からの音を跳ね返し、室内を静かに保ちます（レスコハウスWeb サイトより）。

３重サッシの防音窓・防音ガラス

防音最大の弱点といえる「窓」。ヴィラッジオ・ムジカーレ成城の窓は全ての窓が２重サッシ以上で、ウッドデッキに面した最も大きな窓は、驚きの３重サッシ！ さらに防音ガラスを使用しています。１LDKタイプはリビングの窓も2重サッシになっています。

3重サッシは、「インプラス」の防音合わせガラスと、特に防音効果に定評がある「まどまど」シリーズの防音合わせガラスの合わせたもの。楽器可マンションでも3重サッシはほとんどありません。

防音ドア

防音設備・資材で有名な「DAIKEN」製のドアを使用。１Kタイプは構造上、特に住宅設備用最高の性能を誇る「スペシャル（S）防音タイプ」を設置しています。

各部屋の仕切りによる多重防音構造の１LDKタイプでも、キッチンとリビングの境にあるスライドドアが音配慮タイプになっています。

防音換気扇・防音フード

忘れてはいけない音漏れ箇所が換気扇です。しかしヴィラッジオ・ムジカーレ成城はDAIKEN製の熱交換型換気扇・防音フードを取り付けることで音漏れ防止策をとっています。

気密性が高い建物であるため、24時間稼働の熱交換型換気扇「DKファンNK」を導入しています。熱交換器のもつ遮音機能と、遮音・吸音機能を持つ防音フードの組み合わせにより、音の侵入や音漏れを低減しています。

室内の涼しさや暖かさを損なわずに効率よく換気すため、夏でも冬でも快適に過ごすことができます。